ドジョウを入れると水槽はきれいになる?水槽のお掃除をしてくれる生き物

きれいにレイアウトされた水槽 おすすめ飼育用品

水槽で生き物を飼育していると食べ残しなどが原因で緑色の藻が増えたり水槽内の汚れが気になってきます。

水槽のお掃除をしてくれる生き物はいろんな生き物がいますが、ドジョウは水槽のお掃除をしてくれるの?どんな生き物がお掃除してくれるのか知りたい方も多いと思います。

ここでは、実際に飼育しているお掃除をしてくれる生き物も含めて水槽のお掃除をしてくれる生き物についてご紹介します。

食べ残しをお掃除してくれる生き物(ドジョウなど)

食べ残しは水槽が汚れる原因の1つですが、食べ残しをお掃除してくれる生き物を一緒に飼育していると食べ残しをきれいにしてくれるメリットがあります。

食べ残しをお掃除してくれる生き物にはこのような生き物がいます。

食べ残しをお掃除する主な生き物
  • ドジョウ
  • ニゴイ
  • カマツカ
  • セゼラ
  • プレコ
  • コリドラス
  • オトシン

水槽内の大きさによって飼育できる生き物は異なりますが、上記の中ではドジョウなど一般的な大きさの水槽内で飼育できる生き物がおすすめです。

水槽のガラス面の藻をお掃除してくれる生き物(エビ・貝類)

長い期間生き物を飼育していると少しずつ増えてくるのが水槽の壁面やレイアウト用品につく藻などの緑色の汚れ。

早い段階でお掃除すればきれいになりますが、緑色の汚れをお掃除してくれる生き物がいるとお掃除も楽になるのでありがたいですよね。

少しずつですが緑色の汚れをお掃除してくれる生き物にはこのような生き物がいます。

壁面などの藻をお掃除する主な生き物
  • ミナミヌマエビ
  • ヤマトヌマエビ
  • チェリーシュリンプ
  • ラムズホーン
  • タニシ
  • 石巻貝

水槽内の壁をお掃除してくれるエビやタニシなどの貝類ですが、ミナミヌマエビやヤマトヌマエビは食べ残しのお掃除もしてくれます。

貝類の中でもラムズホーンなど繁殖力の高い生き物は2~3匹水槽に入れた後何十匹にも増える可能性もあるので、水槽の中にたくさんくっついているという状況になることもあります。

水槽に貝類を入れるときは増えすぎて困った・・・という状況を回避するためにも繁殖力の高さについても確認しておくと良いでしょう。

実際に飼育している水槽をお掃除してくれる生き物

実際にはドジョウとミナミヌマエビを飼育しています。

初めは金魚とドジョウを一緒に飼育していましたが、金魚の食べ残しをきれいにしてくれたり、とても活躍してくれました。

今ではドジョウだけになり、水槽内の藻や飼育水内の水カビなども食べてくれると聞きミナミヌマエビを一緒に飼育しています。

ミナミヌマエビがドジョウの食べ残しを食べてくれていたり、一緒にご飯を食べていたり、仲良く過ごしています。

あとは水中フィルターとは別にエアーストーンを入れて水槽内の飼育水を循環させて汚れがたまりにくくしたことで藻がつきにくくなったように感じます。

水槽内の水草もゆらゆらゆれてとても良い雰囲気になっています。

完全に汚れをきれいにできるわけではない

水槽内のお掃除をしてくれる生き物を2つに分けてご紹介しましたが、お掃除をしてくれるからといって常に完全にきれいな状態を保つことができるというわけではありません。

お掃除をしてくれる生き物もフンをするので、常に完全に汚れがなくきれいな状態を保つことは難しいと思います。

ご紹介した生き物の中でもフンで汚れることが少ない生き物でみると、ミナミヌマエビやヤマトヌマエビといったエビ類の生き物の方だと汚れにくいでしょう。

貝類もフンが少ないイメージがありますが、貝のフンが水槽の下にたまってしまい水槽の下が汚れてしまうこともあります。

お掃除をしてくれる生き物を入れた後でも、定期的に水替えを行ったり、水槽内の下にたまった汚れをスポイトなどで取り除くといったお手入れを行うようにしましょう。

水槽内に汚れが付きにくくきれいに保つポイント

水槽内をお掃除してくれる生き物と一緒に飼育すると食べ残しや藻などの汚れが発生しにくい環境をつくることができますが、水槽内をより長くきれいに保つポイントにはこのようなポイントがあります。

  • エアレーションをして水槽内の飼育水に流れを作る。
  • エアレーションと水中フィルターで水槽内の汚れをろ過する。
  • 汚れは軽いうちにやわらかいスポンジなどできれいにふき取る。
  • 水槽内の生き物の数を増やしすぎない。(適度な数に調整する)
  • レイアウト用の飼育用品を増やしすぎない。

飼育水を適度に循環させることで汚れが滞留するのを防ぐことができ、水質を安定させることができるため汚れを発生しにくくすることができます。

おすすめのエアレーションについてはこちらの記事でご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

また、汚れは初めのほうで拭きとってあげるとこびりついて取れないといったことを防ぐことができるので、やわらかいスポンジがついたお手入れ用品などを活用して早い段階できれいにすると良いでしょう。

スポンジにはロングハンドルタイプのスポンジと水槽内に手を入れて直接お掃除するタイプがあります。

ロングハンドルタイプのスポンジ

水槽のお手入れスポンジ

また、水槽の大きさに対して生き物の数が多かったり、レイアウト用品が多いとその分水槽内に汚れがたまりやすくなります。

飼育数は水槽の大きさに適しているか?レイアウト用品は多すぎないか?お手入れしやすいか?といった点も気を付けてみておきたいですね。

まとめ

水槽の汚れはきれいにしていても時間が経つごとに少しずつ出てきますが、食べ残しや水槽の壁をお掃除してくれる生き物を一緒に飼育すると汚れがたまりにくくなるので助かりますね。

ですが、水槽内にはお掃除してくれる生き物のフンも常に完全にきれいな状態を保つことは難しいようです。

ミナミヌマエビやヤマトヌマエビといったエビ類はフンも目立たず飼育しやすく、水槽内の食べ残しや水槽内の汚れをお掃除してくれるので両方を抑えたい方におすすめです。

水槽内に汚れがたまることで緑色の汚れやこびりつきが出てくるので、エアレーションで飼育水を循環させたり早い段階で軽くふき取るといったことも併せて行っていくと良いでしょう。

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