アクアリウムの地震対策はどうする?水槽・お部屋を守るためにやっておきたい対策

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地震が起こるたびに気になる「水槽の地震対策」ですが、どのような対策をしたら良いか、何かしないといけないと思いながらも手を付けられずにいることも。

しかし、地震はいつ起こるか分からないので対策はできることは早めにやっておきたいです。

いざというときに慌てないよう、やっておきたい地震対策についてみていきたいと思います。

いつ起こるか分からない地震に備えて、今できる地震対策をぜひ行っていきましょう。

地震で気になるアクアリウム水槽の被害

地震が起こったときにアクアリウム水槽で起こりやすい被害(水槽の弱点)はこのようなものがあります。

地震で気になる水槽の被害
  • 水槽から水があふれる
  • 電源周りに水がかかり電源がショートする
  • 周りの家具に水がかかる
  • マンションの隣、下階に浸水する

地震が起こると縦・横揺れによって水槽内の水があふれ出ることがあります。

また、水槽周りにエアーポンプなどの電源が設置されていると、あふれ出た水がかかりショートしてしまい火災の原因になることも。

水槽の水は地震の揺れであふれると周りの家具にかかり、家具を傷めてしまうことも考えられます。

さらに、マンションや2階建て以上の建物で気になるのは隣家や下の階に浸水してしまうリスクがあること。

留守中に地震が起こるとすぐに処置ができないので、あふれた水が近隣のお宅にまで浸水して賠償しないといけないということにもなりかねません。

少し考えてみただけでも水槽の地震対策はすぐにやっておきたいですね。

アクアリウム水槽の地震対策

アクアリウム水槽でやっておきたい地震対策にはこのような対策があります。

設置している水槽の状態に合わせて参考にしてみてください。

水槽に蓋をする

水槽に蓋がない場合はアクリル板などで蓋をして水があふれないように固定しておくと良いでしょう。

今使っている水槽に蓋がある場合も、水の揺れで蓋が押し上がり、水が漏れてくることもあります。

見た目が気になる部分もありますが、マジックテープやラップ、コルクマットなどを活用して蓋を固定してみましょう。

淵(フレーム)のある水があふれにくい水槽にする

水槽の買い替え予定がある場合は淵(フレーム)のある水槽にする、アクリル製の水槽に買い替えるというのも1つの方法です。

オールガラスのクリア水槽もおしゃれで人気ですが、オールガラスの水槽は淵なしのものが多く、万が一破損したときにガラス片が周りに散乱するリスクもあります。

淵ありの水槽でも水があふれることはありますが、淵なしのものよりも水があふれにくいので地震対策を考えるなら淵(フレーム)ありの水槽がおすすめです。

フレーム付き水槽の例

接地した安定した場所に水槽を置く

水槽を設置する場所も大切なポイントです。

不安定なラックや脚の細い棚などに設置すると地震が来た時に揺れて水槽の重みで棚ごと倒れてしまうことがあります。

水槽はできるだけ接地した場所、棚の上に設置する場合は水槽を置いても倒れにくい場所を選びましょう。

水槽の滑り止めを敷く

水槽の下にラバーマットのような滑り止めを敷く方法もあります。

水槽とエアーポンプなどがセットになった製品に一緒についている場合もあるので、水槽の買い替えのときにラバーマット付きのものを選ぶのもおすすめです。

滑り止め製品の例

水槽の近くに電源を置かない

水槽周りにエアーポンプやライト、ヒーターなどの電源を設置している場合は、水があふれたときに電源がショートしてしまうこともあります。

電源は水槽から離れた場所に設置しておく方が安心です。

電化製品・家具などを近くに置かない

オーディオやパソコンなどの電気機器、タンスやチェストなどの家具を近くに置いているとあふれた水がかかり使えなくなってしまうこともあります。

地震保険などでカバーできる場合もありますが、家具の補償などは限度額があったり制約があると補償対象にならないことも。

水槽は電化製品や家具から離れた場所に設置しておくと安心です。

水槽を置く台を固定する

先ほども少し触れましたが、水槽を棚におく場合は重量に耐えられる棚にすること、さらに台や棚が地震で動かないように壁や床に固定するなど耐震補強しておくことも大切です。

いざというときに慌てないためにも、家具の耐震補強にも目を向けてみると良いでしょう。

家具・棚の地震対策製品の例

水中ポンプを外掛け式から水中タイプに変える

基本的に水中ポンプが地震で影響を受けることはないと思いますが、外掛け式の場合は水中ポンプの中に溜まっている水が地震の揺れであふれる可能性があります。

あふれたとしても水槽の水より多いことはなく、蓋がついているものが多いのであまり意識しない方も多いかもしれません。

地震で周りが水濡れしてしまうリスクを抑えたい方は外掛け式より水中設置タイプを選ぶのもおすすめです。

水中設置タイプの水中フィルター製品の例

経年劣化した水槽は買い替えを検討する

水槽は数年~10年ほど使えることもあり、買い替え時期が分かりにくいものですが、普段は問題なく使えていても地震の揺れで劣化している部分が原因で壊れてしまうこともあります。

一般的には3年~7年程度で買い替えた方が水槽の劣化が進む前に買い替えることができるので、安全面、耐震対策でも安心です。

見た目でも、

  • 水槽のつなぎ目のコーキング剤が白っぽくなってきている。
  • 掃除のときに角のコーキング剤をはがしてしまうことが多い。
  • 引っ越しや移動で水槽をぶつけたことがある。

といった点に思い当たる点がある場合は買い替えを検討されると良いでしょう。

まとめ

アクアリウム水槽の地震対策について、水槽を設置していることで考えられる被害、水槽の弱点、今すぐできる地震対策について見てみました。

自身はいつどこで起こるか分からないので、いつかやっておかないと・・・と思っている間に突然地震が起こることもあります。

今すぐできる対策としては、家具の補強や水槽の下にジェルマットを敷く、水槽に蓋をするといった対策があります。

今の水槽の状態に合わせて参考にしてみてくださいね。

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