水槽のお引っ越し手順|めだか・金魚などを新居へ移動する方法

たくさんのメダカが泳ぐ水槽 めだか飼育

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めだかや金魚、熱帯魚などを育てているといざ引っ越しとなったとき、水槽の引っ越しはどうする?といった疑問にあたります。

水槽の運び方や生体の扱いなど、初めての引っ越しや遠距離だと特に気になります。

ここでは、実際に引っ越しをしたときの体験も含めて水槽の引っ越しについてご紹介していきたいと思います。

水槽の引っ越し方法はセルフ作業と業者へ依頼の2つ

水槽の引っ越し方法は大きく分けて2つ。

自分で運ぶか専門の業者さんに依頼する方法のどちらかになります。

業者に依頼する場合の一般的な料金としては10,000円~30,000円前後が相場となっています。

水槽の数や大きさ、生体の種類によって費用が異なるため、気になる方は一度見積もりを取ってみると良いでしょう。

遠距離のお引っ越しではエアーポンプを稼働

ここからは自分で水槽のお引っ越しをする場合についてみていきたいと思います。

遠距離のお引っ越しではまず生体に酸素を送り続けることがポイントになるため、バッテリーや電池式のエアーポンプを稼働させることがポイントです。

お引っ越しに必要な用具

水槽のお引っ越しにはこのような用具が必要になります。

  • 発泡スチロールのケースなどの保温性の高い容器
  • バッテリー稼働式、電池式のエアーポンプ
  • カルキ抜きなどの水質調整剤

生体にとって温度の急激な変化は大きなストレスとなり、生体にかかる負担やダメージが大きくなるため保温性の高い容器やケースに移してあげます。

さらに、バッテリー稼働式や電池式のエアーポンプや酸素が出る石などで酸素を供給してあげると過ごしやすい環境を維持することが可能です。

また、引っ越し後に飼育水を追加する際にカルキ抜きなどの水質調整剤を用意しておくと役立つので用意しておくと安心です。

水温の低下を防ぐ方法

ここで気になるのがヒーターなどで維持していた水温を維持するには?ということです。

電池やバッテリー式のヒーターがあれば便利ですが、実際に見てみたところ電池やバッテリー式のヒーターは販売されていないようです。

そのため、物理的に保温性を高めできるだけ急激な水温の低下を防ぐことがポイントになります。

水温の低下を防ぐポイント
  • 発泡スチロールのケースなど保温性の高い容器を活用する。
  • 蓋つきのケースを用意し、水の蒸発による水温低下を防止する。
  • エアーポンプを使用しない場合は酸素が出る石などを活用する。

できるだけ酸素に触れさせてあげたいので蓋をせず運んであげたいと思う方も多いかもしれませんが、保温性の観点からみると蓋をして飼育水の蒸発による水温低下を防止してあげる方が良いでしょう。

その際は、エアーポンプ用の穴を極力小さくする、もしくは酸素が出る石を入れてあげると保温性を維持した状態で運ぶことができます。

近距離のお引っ越しなら水槽のままでも可能

新居が1時間程度の距離で自分で水槽を運ぶことができる場合は、水槽に生体を入れたまま運ぶことも可能です。

この場合のお引っ越しの手順例としては、

  1. 飼育水を半分~3分の1程度、バケツなどの別の容器に移す。
  2. 水槽を新居へ移動。
  3. 安定した場所に設置後、飼育水を戻す。
  4. ヒーター、エアーポンプを稼働して引っ越し完了。

となります。

寒い季節や寒冷地などで飼育水が冷えやすい場合は、

  • 水槽を保温シートや発泡スチロールで包んで運ぶ。
  • バケツではなく発泡スチロールなどの保温性の高い容器に飼育水を入れて運ぶ。
  • バケツで運ぶ場合は新居に到着後、早めにヒーターを入れ飼育水を通常温度に戻す。

といった方法で飼育水の温度低下を軽減することができます。

引っ越し後は早めに水槽の配置場所を確保する

空の水槽

スムーズに水槽のお引っ越しを行うポイントの1つに、新居へ到着後できるだけ早めに水槽の配置場所を用意することが大切です。

理由としては、

  • 生体を早めに安定した場所に設置できる。
  • 配送業者に依頼する場合は到着後スムーズに作業を進められる。

といったことがあり、新居が決まった段階からどこに設置するか考えておくとお引っ越し時に慌てずに済みます。
安定した荷重に耐えられる場所を検討しておくと良いでしょう。

保温性の高いケース・容器の入手先

保温シートや発泡スチロール容器などの保温性の高いアイテムやケースなどは、100円ショップやホームセンターで揃えることができます。

引っ越しが決まったら準備しておくと良いでしょう。

自分で引っ越しが難しい場合は専門業者に依頼すると安心

熱帯魚が泳ぐ水槽

水槽の引っ越しは近距離であれば自分でも作業を行いやすいので自分でできる方も多いですが、遠距離になるとちょっと心配という方も多いと思います。

専門業者に依頼するメリットとしては、

  • 知識のあるスタッフが移動・管理してくれるので安心。
  • 水槽はおまかせして家財などの引っ越し作業に専念できる。
  • 大型魚、海水魚など扱いが難しい生体のお引っ越しを依頼できる。

といったメリットがあります。

遠距離で自分で運ぶのは難しい、近距離でもできるだけ生体に負担をかけたくないといった場合は、専門業者に依頼することを検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

水槽のお引っ越しについて体験も含めてご紹介しましたが、ポイントとしては、酸素を供給できること、飼育水の保温性を保つこと、到着後は早めに設置すること、といったことがあります。

近距離では生体を水槽に入れたまま運ぶことも可能ですが、寒い季節や寒冷地では水槽の冷えで飼育水の温度低下が気になるため、保温シートや発泡スチロールといった保温用品を活用すると良いでしょう。

自分でお引っ越しが難しい場合は、専門業者に依頼すると安心してお引っ越しすることができるので、まずは見積もりをとって予算に見合った専門業者を探してみてはいかがでしょうか。


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