ドジョウ飼育をしていると気になる「エアーポンプは必要?」ということ。
ドジョウは自分で水面から酸素を得られるのでエアーポンプはなくても良いという意見もあり、どちらが良いか迷ってしまいます。
ここでは、ドジョウ飼育でのエアーポンプについてご紹介していきたいと思います。
ドジョウ飼育にエアーポンプは必要?
ドジョウ飼育では基本的にエアーポンプを使用しなくても飼育可能です。
ただし、エアーポンプが必要ないということではなく「なくても飼育可能」ということなので、できればエアーポンプで酸素を供給してあげることが推奨されます。
エアーポンプがなくても飼育可能なめやすとしては、気候が高温期でない時期(10月~4月ごろ)で10L以上の飼育水で飼育する場合を一つのめやすとすると良いでしょう。
ですが、季節ごとにエアーポンプを出し入れすることを考えると、通年でエアーポンプを入れて飼育した方が管理しやすく飼育水の傷みを防ぎ、生体に十分に酸素を供給することができるので良いと思います。
薬浴時はエアーポンプで酸素供給が必須
ドジョウを飼育していると時々病気にかかってしまい薬浴することがあります。
薬浴をするときはエアーポンプで酸素を供給し飼育水が傷むのを防ぐことが大切です。
このとき薬の成分が吸収されてしまうのを防ぐため水中フィルターは使わず、エアーのみを供給してあげます。
注意点としては、飼育容器を分ける場合、エアーポンプのエアー吐出量が多すぎると強い水流で生体が疲れて弱ってしまうこともあるので、水流の強さには気を付けてあげるようにしましょう。
しかし、ドジョウの場合はメダカなどの小さい生体とは違い体が大きく、エアーポンプの水流で弱ってしまうことはほとんどないので、小さいタイプのエアーストーンを使う場合は水流については問題ないと思います。
↓薬浴時におすすめのエアーストーンはこちら。↓
2センチほどの大きさでドジョウを小さめの水槽やバケツなど別の飼育容器に分けて薬浴させるときに使いやすいエアーストーンです。
見た目は小さいですがエアーの量はしっかり出てくれるので初心者も扱いやすく使いやすいと思います。
水槽内の汚れ対策には水中フィルターと一緒に使う
ドジョウ飼育で酸素供給のためのエアーポンプは使わなくても飼育可能ですが、飼育していると気になってくるのが水槽内の汚れです。
水槽内の汚れ対策で使いたいのが「水中フィルター」です。
水中フィルターは水槽内の飼育水をろ過してくれるので、水槽内のコケや食べ残しなどの汚れを取り除き、飼育水を生体が過ごしやすい状態に保つことができます。
【静音性重視の方に】おすすめのエアーポンプ
実際に使ってみて良かった静音性と使いやすさでおすすめのエアーポンプをご紹介します。
ノンノイズシリーズ
エアーポンプは音が気になる、という方も多いと思いますが、静音性重視の方におすすめのエアーポンプが「ノンノイズ」です。
ノンノイズは静音に優れているだけでなく、日本製という点も安心して使えるポイントです。
現在、ノンノイズのエアーポンプを2つ設置していますが、エアーポンプの音はほとんど感じることなく、酸素が出る泡の音がプチプチと聞こえるだけなのでとても快適です。
他社さんのエアーポンプも使用していましたが、静音性・使用感ともにおすすめしたいエアーポンプです。
↓45cm以下の小型の水槽に↓
↓60㎝以下の水槽に(吐出口1つ)↓
↓60㎝以下の水槽で2つの水槽にエアーを供給する場合(吐出口2つ)↓
【水槽内の汚れ対策に】おすすめの水中フィルター
エアーポンプと一緒に使う水中フィルターにはこのような製品があります。
水作エイトコア
エアーポンプと一緒に使うタイプの水中フィルターでおすすめなのは「水作エイトコア」です。
お手入れが簡単で音も静かなので初心者でも使いやすい水中フィルターです。
大きさ・アクセサリも豊富なので好みに合わせてカスタマイズすることもできます。
エアーポンプを使うときの注意点
エアーポンプを使うときは強い水流で疲れて弱ってしまうこともあるので、水流の強さには気を付けてあげるようにしましょう。
特に、薬浴などで生体を別の飼育容器に移す場合、定期的に様子を見て弱っていないか、疲れている様子はないかをチェックしてあげると良いでしょう。
また、分岐タイプのエアーチューブを使う場合、エアーチューブ1本だけで使うときよりエアーの吐出量が少なくなる場合があります。
大きい水槽に複数エアーポンプを使う場合は、2つ口のエアーポンプを使うことでエアーの吐出量を安定させることができます。
↓おすすめの2つ口のエアーポンプはこちら。↓
エアーの吐出口が2つついているので、1台で2つの水槽にエアーを供給できます。
ノンノイズのおすすめポイントは何といっても「音の静かさ」。
2つ口でもほとんど音が分からないので活躍してくれています。
まとめ
ドジョウ飼育でエアーポンプは必要?という点についてご紹介しましたが、水槽の水量が10L以内であればエアーがなくても飼育可能ですが、酸素を十分に供給することで飼育水が傷むのを防ぐことができるため、エアーポンプで酸素をしっかり供給してあげることが推奨されます。
特に水温が上がる時期は特に飼育水が傷みやすくなるため、5月~9月ごろはエアーポンプで酸素を供給してあげることが大切です。
また、水中フィルターを併用することで水槽内の汚れを除去し飼育水を良好な状態に保つことができるのでエアーポンプと一緒に使うのもおすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。